2013年10月8日火曜日

トップ・オブ・ザ・レイク〜消えた少女〜 海外TVドラマ


ジェーン・カンピオン製作総指揮のTVドラマ「トップ・オブ・ザ・レイク〜消えた少女〜」がAXNミステリーで全7話が放送され、一気観しました。

ジェーン・カンピオン、といえば「ピアノレッスン」ですね。久しぶりに名前を聞きました。「ピアノレッスン」といえば「ホリー・ハンター」。その彼女も、虐待された女性たちのコミューンのリーダー「GJ」役として出演しております。キレイな銀髪は地毛でしょうか。ステキに歳を重ねられているようです。

物語の舞台は、美しい湖畔のあるニュージーランドの田舎町。12歳のトゥイ(ジャクリーン・ジョー)が湖で入水し自殺未遂をします。トゥイはこの街の大物、マット(ピーター・ミュラン)の子供で、妊娠していました。そこへこの街の出身者で、いまはシドニーに勤務している女性刑事のロビン(エリザベス・モス)が呼ばれ事件を担当することに。しかしトゥイは姿を消してしまう、、、。

閉鎖的な田舎町で起こる失踪事件。少女の妊娠、誰が父親なのか。主人公の過去の秘密、何かと怪しい上司、、、などなど、謎が謎を呼び、ちょっとツインピークスを思い起こさせるような展開です。あれみたいに意味不明な結末にはなりませんけど。

正直、つらい内容です。スッキリするような話ではありません。ですけど主人公ロビンのエリザベス・モスの可憐さで少し救われます(個人差ありますけど)。その恋人ジョノ役のトーマス・M・ライトもちょっと小汚くていい味出してます。そして「ロード・オブ・ザ・リング」ファンならば忘れてはならない、あのファラミアをやっていたデビッド・ウェナムが上司アル役で出演。しかしこの上司の笑顔は怪しすぎる。こんな上司いたら怖いですよ。

こういうTVシリーズって面白いですよね。映画だと描ききれない人物の内面を掘り下げられますし。でもGJは最後まで謎だったなー。

5段階評価3つ。ミステリー好きならば観て損はしないでしょう。一挙放送を見逃した方は、11月21日(木)20時に第1話が放送されます(AXNミステリー)。

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