2013年10月2日水曜日

オブリビオン


トム・クルーズ主演のハリウッドSFもの「オブリビオン」。カタカナがニガテな私には一度で覚えられないタイトルです。昔だったら気の利いた邦題が付けられていたことでしょう。近年は原題をそのままカタカナにしたものが多いですね。配給会社の怠慢なのでは?

20世紀のSFは時代設定も世紀末だったり21世紀初頭だったりして、いまの2013年なんてまさに近未来、SFの世界でした。夢の21世紀には程遠いわけですが、それがまた現実なわけで。

舞台は西暦2077年。その60年前に起きた異星人との戦争の末、辛くも人類は勝利するも、地球は壊滅的な被害を受けてしまいました。その荒廃した地球で戦後処理を続ける主人公ジャック(トム・クルーズ)。ある日のパトロール中、墜落した宇宙船から謎の女性(ジュリア)を救出したところから、物語は大きく動き出す、、。

このジュリア役のオルガ・キュリレンコさん、魅力的です。昔のフランス映画に出てくる女優さんのような目の輝きがあります。彼女はもともとモデルさんで、2005年に「薬指の標本」という作品で映画デビュー。2007年には007シリーズ「慰めの報酬」でボンドガールに選ばれました。

こういうSFはハリウッドの独壇場。2時間ダレることもなく楽しませていただきました。50歳を越えてもトム・クルーズはまだまだ元気。いい感じで歳を重ねてますよね。出演作品にも恵まれているように思えます。

ラストは良くも悪くもハリウッド。こうやって安心して観てられるのがハリウッド映画のいいところ。無理に頭を使わなくて済みます。殆どCGの世界なんでしょうけど、廃墟になった地球の映像が綺麗です。それにしても2017年に異星人との戦争が起こるのでしょうか?勝ち目ないですよね。

5段階評価で4つ。SF好きな人ならば間違いなく楽しめます。


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