2013年9月28日土曜日

自白 ジョン・グリシャム著


ジョン・グリシャムは「ザ・ファーム」や「ペリカン文書」など映画化された作品も多数あり、言わずと知れた大ベストセラー作家。このも「自白」期待して読みましたよ。

教会に現れた過去の強姦殺人を告白する元死刑囚。その事件の冤罪で死刑囚となった青年の、死刑執行まで残された日は4日しかない。見つかっていない死体。告白を聞いたがため巻き込まれる牧師、死刑執行停止のため奔走する弁護士、被害者の家族、冤罪の青年の家族、早く死刑を行い事件の幕を引きたい警察と検事。タイムリミットがある中、幾人もの思惑が交差して物語は加速する、、、、。

、、、かと思ってたんですけど、なんというか、それほど切羽詰まった感じが伝わってこないのです。ストーリー展開がとにかく遅い。部分的にみればよく描けてると思うのですよ。ただ早く先が読みたい、って気になかなかさせてくれませんでした。

図書館で借りて読んだのですけど、2週間の期限内で読み終わらず延長申請してしました。面白くないわけじゃないのに、先に進まない。なにか不思議な小説でした。小説というより、ノンフィクションのドキュメンタリーものを読んでるような、そんな気持ちにもなりました。面白いと思うのですけどね、この感じはなんなんでしょう?

5段階評価で2つ3つの間くらい。グリシャムファン以外はスルーでもいいんじゃないですかね。

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